石川プチ情報〜福梅〜

お正月の和菓子と言えば、「福梅」を思い浮かべます。

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福梅は加賀藩前田家の第十代目藩主前田重教の時代、新春の茶席に献上されたものが正月の菓子として伝えられたのが始まり。これが次第に金沢城下に広まり、やがて前田家の家紋である「剣梅鉢」(けんうめばち)が形取られた和菓子として伝えられた。紅白は縁起が良いとされ、石川県では鏡餅においても紅白のものです。

梅の花を形取った紅白の最中で、年末(12月半ば頃)から松の内の間に売り出される。辻占(つじうら、占いの紙が入った和菓子)、福徳(ふっとく、縁起物の人形などが入った煎餅皮の和菓子)と並ぶ金沢を代表とする縁起菓子である。

梅の形をした最中の皮の中身は、よく練った小倉餡が詰められていて、皮の表面には蜜が塗って、砂糖がまぶしてあります。皮は白と薄紅色の2種類。餡の中身は日持するように水あめも練り込まれています。

老舗の和菓子店から町の小さなお店まで、12中旬から店頭に並び始めます。その店、店でいろんな味がありますよね。

個人的には、森八、諸江屋、雅風堂が好きです(^_−)−☆

変わり福梅で小さな福梅を販売する店も。

栗蒸し羊羹で有名な「松葉屋」の小福梅は、羊羹の製造が忙し過ぎて今年から製造を辞めてしまったそうです。残念(≧∇≦)

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加藤晧陽堂には梅アンの小福梅があります。数は少ないのでお早めに!

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